一戸建住宅  沖縄県・O邸 (イエシロアリ駆除例)

写真

シロアリ活動の激しい地域の住宅。
約5カ月でコロニーを根絶し、モニタリングに移行しました。

所在地 沖縄県糸満市
建築方法 RC工法
床下面積 約165m2
築年数 約6年
物件概要 道路に面した角地に立つ一戸建住宅。
被害概要 本州ならば1月から春先にかけてはそれほどのシロアリ被害報告はないが、この家屋では同時期にシロアリのセントリコン*・ステーションへの活発な侵入があり、駆除作業が1月下旬から5月にかけて集中した。
周辺環境 本物件は沖縄県にあり、シロアリの活動が年間を通して認められる地方である。
施工開始日 1995年1月9日
施工方法 セントリコン・システムのみで施工。

セントリコン・ステーション
設置状況
家屋周辺、庭先に合計27本設置。
施工過程 1995年1月9日 セントリコン・ステーション設置。
1月20日 No.1・7・16・17・18のステーションにイエシロアリの活動が認められ、ベイティングを開始。
2月9日~3月25日 No.8・10・4・9のステーションにもイエシロアリの侵入が認められ、新たにベイティングを開始した。
4月6日 No.18のステーションの活性が一時低下。またNo.2・5のステーションに侵入が認められたため、ベイティングを開始。
4月26日 全体としてイエシロアリの薬剤摂取の兆候(職蟻の体色変化、兵蟻の増加など)が見られ、その活性も低下してきた。
5月13日 No.1・9のステーション以外、イエシロアリが見られなくなった。
6月24日 すべてのステーションでイエシロアリの活動が見られなくなった。
その後の経過 月に1回の点検の中で、1996年および1997年に至るまでシロアリの侵入は認められない。
ベイチューブ使用本数 68本

セントリコン・ステーション配置図
セントリコン・ステーション配置図
※黒丸文字は、イエシロアリの侵入があったステーションです。

イエシロアリの食害発生と防除経過グラフ

イエシロアリの食害発生と防除経過グラフ