一戸建住宅 静岡県・H邸 (ヤマトシロアリ駆除例)
新しい宅地造成地の新築住宅。
薬剤での予防施工をしていたが、設置後約2ヶ月でシロアリを検知! |
所在地 |
静岡県三島市 |
建築方法 |
軽量鉄骨造り(床下は全面コンクリート) |
1F床下面積 |
75m2 |
築年数 |
4ヶ月(新築) |
物件概要 |
敷地北側のみ道路に隣接している。南西側の庭は芝生であるが、家屋の周囲は砂利で覆われている。 |
被害状況 |
過去の被害は無し。新築時に液剤による予防施工を行っている。 |
周辺環境 |
三島市郊外の新しい宅地造成地のため、付近の約150棟は全て新築。 |
施工開始日 |
1996年5月9日 |
施工方法 |
セントリコン・システムのみで施工(新築時に予防施工済み)。 |
セントリコン・ステーション
設置状況 |
15本設置。家屋周辺はほとんど露地面であるが、ステーション設置後は砂利により覆われた状態になる。 |
モニタリング経過 |
1996年5月9日 |
設置。 |
5月31日 |
第1回モニタリング時、活動無し。 |
6月10日 |
第2回モニタリング時、活動無し。 |
7月15日 |
第3回モニタリング時、活動無し。 |
8月8日 |
No.4、9でヤマトシロアリの活動があり、ベイティング開始。同時にNo.4-1、4-2、9-1、9-2のステーションを追加設置した。 |
9月10日 |
No.4でベイト剤の喫食激しく、追加設置のNo.4-1、4-2において、既にシロアリの白濁現象(薬剤ヘキサフルムロンの効果)が見られた。No.9はベイト剤90%喫食後、活動が一時停止した。 |
10月14日 |
No.4、4-1、4-2において、活動停止。No.9で活動再開。ベイティングを新たに開始。 |
11月11日 |
No.9において、ベイティング継続。No.6で新たなシロアリ侵入、ベイティング開始。シロアリの活動は季節のせいもあり(低温期)鈍い。 |
その後の経過 |
新築にもかかわらず、かなりの密度でヤマトシロアリが生息している。コロニ-の数は多く見積もって4~5と見られ、1996年に2つ。更に1997年には前年残した3つのコロニーが活動、そして侵入を開始したと見られる。管理業務の重要性を痛感。 |
ヘキサフルムロン使用量 |
0.31g |
セントリコン・ステーション配置図
※黒丸文字は、ヤマトシロアリの侵入があったステーションです。
「ヤマトシロアリの食害発生と防除結果グラフ」については、
グラフが複雑なため、本ホームページには掲載いたしておりません。