商業物件 沖縄コンベンションセンター (イエシロアリ駆除例)
5.5ヘクタールの敷地を5ブロックに分け施工。
約2カ月半でほとんどのコロニーを根絶し、モニタリングに移行しました。 |
所在地 |
沖縄県宜野湾市 |
建築方法 |
RC工法 |
敷地面積 |
5.5ha |
物件概要 |
劇場や展示場、会議場を要する、公共性の高い多目的施設。 |
被害概要 |
植栽の支柱にイエシロアリの被害が観察された。 |
周辺環境 |
沖縄は亜熱帯気候に属し年間降雨量も多いため、シロアリの活動が活発な地域。しかも、沖縄コンベンションセンターでは、建物の性格上、不特定多数の人が出入りし、海水浴場に隣接することから薬剤による駆除が困難。 |
施工開始日 |
1995年4月19日 |
施工方法 |
セントリコン・システムのみで施工。 |
セントリコン・ステーション
設置状況 |
854本のステーションを設置。 |
施工過程 |
1995年4月19日 |
約1週間かけて854本のセントリコン・ステーションを設置。 |
5月9日 |
モニタリング開始。イエシロアリの活動が活発で、2週間に1回の予定だったモニタリングを週1回に変更。 |
5月~7月末 |
約252本のベイト剤が投与される。 |
7月末 |
ステーションにおけるイエシロアリの活性は、設置後1カ月から2カ月をピークに減少しはじめ、7月末にはピーク時の約20分の1にまで低下。 |
11月 |
大多数のイエシロアリ駆除を確認。 |
その後の経過 |
現在イエシロアリの大規模な活動はなくなり、群飛も観察されなくなった。 |
ヘキサフルムロン使用量 |
4.41g |
セントリコン・ステーション配置区域
イエシロアリ採餌ステーション数の推移
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