自分でできるシロアリ対策
- シロアリの被害を防ぐために私たちでできることはありますか?
- シロアリが棲んでいるようですが様子を見たほうが良いでしょうか?
- シロアリ駆除にはどんな方法がありますか?
- シロアリの予防はどうすれば良いでしょうか?
Q1:シロアリの被害を防ぐために私たちでできることはありますか?
日常のシロアリ予防策としては、次のことがあげられます。
- 建築時に床下に放置されていた廃材にシロアリがつき、そこから被害が広がる例が多いので、家屋周辺にシロアリの餌になるものを放置しない。
- 雨漏りや結露などでいつも湿っている場所は、シロアリの被害を受けやすいので、早期修繕を心がける。
- 床下空気の流れを妨げるものを片づけるなどし、できるだけ換気をよくして湿気を取り除く。
- シロアリの採餌範囲は広い(イエシロアリでは100mくらい)ので、近くでシロアリの被害があったときは気をつける。
Q2:シロアリが棲んでいるようですが様子を見たほうが良いでしょうか?
一度棲みついてしまったコロニー(シロアリの巣)は自然にいなくなることはありません。
またシロアリは、外から見えないところで集団で食害するので、被害の進行は意外に早いのです。
もしも家にシロアリがいることがわかったらすぐに点検と除去を依頼してください。
Q3:シロアリ駆除にはどんな方法がありますか?
これまでは殺蟻剤を床下に撒いたり木部に塗布してシロアリの侵入を防ぐバリアー工法が主体でした。これは少しでも処理膜が壊れると効果が薄れ、大量の薬剤を用いる点も問題でした。
またシロアリがトンネルを掘らないように床下に細かい砕石を厚く敷く、コンクリートで覆うなどの方法もありますが、これらは新築時にしかできず、効果も確実とはいえません。
最近は職蟻が採餌活動をして巣の仲間に給餌する習性を利用した駆除方法がいくつか開発されています。
これは職蟻が薬剤を持ち帰りコロニー(シロアリの巣)全体に広めるので、バリアー工法と比べると薬剤の使用量が非常に少量。
セントリコン・システムは、そのなかでも最も進歩したもので、効果の確実性や安全性などにより米国をはじめ世界中で利用者が増えています。
Q4:シロアリの予防はどうすれば良いでしょうか?
シロアリはいつも新しい餌場を探し回っています。
そしてどんな隙間からも侵入できるので、新築だから大丈夫とはいえません。
シロアリは目に触れにくいため被害になかなか気づかず、家に棲みついてから加速度的に被害が進行するので常にシロアリの活動を監視して大きな被害になる前に確実に駆除する必要があります。セントリコン・システムは、シロアリの活動を調査し、駆除し、採侵入を防ぐまったく新しい防除システム。
家屋を傷めないため新築の家のシロアリ対策には最適といえるでしょう。
※本文はダウ・アグロサイエンス、セントリコン・システム シロアリQ&Aより抜粋
家を建てる時にシロアリ対策
シロアリは主に床下の湿気が原因で発生しますので、床下の通風や湿気対策も考えられると良いでしょう。設計者や施工会社にも勧められるとは思いますが、
詳しくは 「どんな床下対策があるの?」をご覧ください。
- 家を建てるときは、できるだけ乾燥した土地を選ぶ。止むを得ず低湿地の場合は周囲の排水を完全にする。
- 敷地は道路より高く、建物敷地は、まわりより一段高くする。
- 布基礎にに対面する充分な大きさの換気口を設け、換気をはかり外気の通わない室をつくらないこと。これらは木材を乾燥状態に保つためです。
- 工事完了時には床下のカンナ屑、木屑を残らず片付ける。コンクリートの木枠は必ず取り払うこと。
- 床下や家のまわりの地面に直接木材を集積しないこと。
- 堀の柱、柵の杭、植木の市中に木材を使わないこと。これらは地面に接した木材にはすぐシロアリがつくからです。
- 雨漏り、雨樋の不良はすぐ修理すること。また雨が降るたびにぬれる部分の防水に注意すること。
- 台所、風呂場、洗面所などの排水管が外れて床下に流れ込んでいないか、時々点検する。
- ご近所等でシロアリの羽アリやシロアリ防除の話を聞かれた時がチャンス。決してひとことではありません。
- 家の点検調査は信用実績が決め手。地元の業者他建築関係者などにご相談されることが生活の知恵でもあります。
もしお近くに身近な業者がない場合、相談すると無理に売りつけられそうで心配・・・
そんな場合は「シロアリバスター無料相談」をご利用ください。
相談内容は相談事例としてご紹介いただく場合があります。(※名前や地域などは伏字で表記し、個人情報は絶対にお守りします。)
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