新築シロアリ対策
空気の流れが悪く、常にじめじめしている床下は、住まいの大敵であるシロアリやカビ、木材腐朽菌から絶えず狙われています。
シロアリの恐ろしさをご存じですか!
地震、風水害、火災につぐ災害といわれているのがシロアリによる被害です。
日本での火災による損害額は年間1,500億円以上といわれています。
ところが、シロアリの被害は建物の外側からはなかなか発見しにくいため、つい見過ごされがちです。知らないうちに土台、柱、床板など建物の重要な部分が食害され、気がついた時はもう手のほどこしようがなかった・・・というのが普通よく聞くシロアリ被害発見の経緯です。こうなってからでは遅すぎます。普通の家屋なら影響のない程度の地震や台風なのに簡単に倒れてしまったという家を調べてみたら、実は、見えないところがかなりひどくシロアリにやられていたという例もあります。
シロアリには2つの防除処理で。
一般的に素人には困難といわれるシロアリの防除。それというのも、シロアリは普段、土の中や木の中に隠れていて、市販の殺虫剤などでは効果はまったく期待できないからです。巣に隠れているシロアリを防除するには、やはりプロの手を借りるのがベストです。シロアリの防除は、基本的に土壌処理と木部処理の2つ。この両方を行うことで、シロアリを根本的に防除します。
施工
○土壌処理
建物の外部から地下を通って侵入するシロアリや、始めから床下の地中にいるかもしれないシロアリを阻止するために、床下の土壌(基礎の立ち上がり内、外)に薬剤を処理します。
○木部処理
床下全体の木部の表面に薬剤を吹き付けます。シロアリが侵入しそうな小さな未処理箇所もないように木口や、割れ目、接合部などに特に入念に処理します。もともと薬剤そのものは無色です。施工状況が分かる様に着色剤を入れて発色してありますが、本来は無色をお勧めします。
土壌処理 | ||
木部処理 | ||
木部処理作業完了 | ||